回収率のいいスチール缶は製鉄原料へ

世の中の潮流となっている資源の再利用といったリサイクルには、現代では各種法律が制定され積極的に推し進められています。たとえば、家電では家電リサイクル法と小型家電リサイクル法、その他自動車リサイクル法、コンクリートといった建設資材の建設リサイクル法などです。そして食品関連では、食品自体の食品リサイクル法があり、包装分野では容器包装リサイクル法(正式名称は「容器包装に係る分別収集及び再商品化の促進等に関する法律」)が身近なものとなっています。容器包装リサイクル法の対象とされる容器包装のなかでも、優等生とも言えるのがスチール缶と言われ、その回収率は2013年度統計でなんと92.9%という数値が公表されています。目標値85%以上を上回る好成績の背景には、自治体をはじめ関連企業の地道な努力が実を結び、回収されたスチール缶は工場で丹念に分別が行われ最終的に製鉄原料へと生まれ変わっています。

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